
ジュネーブ造形芸術大学(HEAD)を2008年に卒業したビジュアル・アーティスト、ビデオ・ディレクターでパフォーマーのデルフィーヌ・デプレ。投影されたイメージの中の演劇性に着目し、研究・実験・創作を行なう。
「Doline」では、リアルタイムで音やイメージをコントロールする専用装置と、楽器を用いて上演する「砂」のステージを用いる。砂の多様な状態、動きを組み合わせ、衝突をキャプチャーし、サウンドを生成する。「Doline(=ドリーネ)」は土壌の侵食で地表に生じる陥没を意味する。何億年にも渡る自然の侵食を経て生成される「砂」は、人間の活動によって減少している環境資源でもある。砂の持つ流動性を、単体と複合体、ミクロな視点とマクロな視点で描き出す。
詳細: デルフィーヌ・デプレ
1月10 日、11 日 トーキョーワンダーサイト、東京
1月13 日 gallery COEXIST、東京
1月15 日 Shimauma Salon、東京
1 月17 日 エンヴァイロメント ゼロジー、大阪